マリッジリングよりも古い風習エンゲージリング
マリッジリングよりも歴史が古いエンゲージリング
結婚指輪と婚約指輪のはじまりは違います。
結婚指輪は、古代ローマ教皇が結婚の誓いの証として鉄の指輪を身につけたことがはじまりとされています。
しかし婚約指輪は、古代ローマ時代にはすでに存在していた風習です。
婚約、つまり結婚が予定されていることを外に示すために身につけたとされます。
婚約指輪を身につけた女性には純血を守る義務が発生し、破った場合は法的に処罰されたといわれています。
ちなみに古代ローマ時代の指輪は鉄製でした。
エンゲージリングといえばダイヤモンドになった訳
婚約指輪にダイヤモンドが飾られるようになったのは、古代ローマ時代よりずっと後です。
後の神聖ローマ皇帝のマキシミリアン大帝が婚約するさいにダイヤモンドの婚約指輪がおくられたのがはじまりとされます。
ダイヤモンドは世界一硬い鉱物といわれています。
なので宝石の加工技術が進化するまで、ダイヤモンドは硬いだけの石でした。
技術が進歩しダイヤモンドが美しく加工できるようになると、その硬さから「壊れない永遠の絆」という意味を見い出されるようになりました。
現代にいたるまでダイヤモンドは、婚約指輪や結婚指輪に使用される定番の「永遠の愛」を意味する宝石です。
エンゲージリングがいらないという女性も増えている
結婚を申し込まれるときに渡される婚約指輪は、長らく女性の憧れでした。
しかし近年は婚約指輪はいらないという女性も増えています。
その理由は、値段の高さです。
婚約指輪といえば男性から贈られるのが定番でしたが、その男性の収入が下がっている時代。
結婚したいほど好きな男性に無理をして欲しくないという女性は多いです。
また結婚指輪だけで十分という意見もあります。
婚約指輪は結婚を申し込むための指輪です。
つまり男性1人で買う指輪。
女性の好みと外れた指輪を買う男性は意外なほど多くいます。
そんな当たり外れの激しい指輪よりも、自分で好きなデザインを選べる結婚指輪だけで十分という女性も増えています。
エンゲージリングを手作りするという発想
エンゲージリングを手作りするという方法もあります。
既製品を買うよりも安くすみますし、工房のスタッフが流行のデザインを教えてくれるので、女性の好みをはずすような指輪を渡されることもありません。
なによりも彼が時間をかけてくれて作ったという点がプライスレスな点です。