結婚指輪はピンクゴールドが人気
結婚指輪の人気はプラチナよりも?
結婚指輪で人気の素材は、ダントツでプラチナでしょう。白く輝く美しい様は、誰でも心奪われるマテリアル。大好きな人と結ばれた以上、結婚指輪の素材も特別なものをと考えるのは当然でしょう。
しかし現在、プラチナの人気を揺るがしかねない新たな素材が注目されています。素材の名前は「ピンクゴールド」。文字通り愛の色であるピンク色の、ゴールドのことです。
ピンクゴールドとは?ゴールドの多くは合金
「ピンク色のゴールド」という表記は、日本語としても奇妙奇天烈なもの。しかしピンクゴールドを説明する際に適した分を考えると、どうしても「ピンク色のゴールド」としか表記のしようがございません。
ゴールドといえば、黄金色に輝く鉱石のこと。大昔から権力者の象徴として使われており、黄金色に輝く様はある種の威厳を感じずにはいられません。ただゴールドは大変柔らかい素材で、そのままでは使えない代物。そこで他の金属を混ぜ合わせ、ほど良い硬さに加工しているのです。現在出回っているゴールドの多くは、他の金属が入っている「合金」なのです。
中に入っている金属で変わる色
ゴールドの色は、中に入っている他の金属の配合で変わります。白い色をしたゴールドである「ホワイトゴールド」の場合、パラジウムが多く含まれています。パラジウムを多く含むことで白い色をしたゴールドが完成。見た目はプラチナに似ていますが、温かみのある色になります。
ピンクゴールドの場合は、銅が多く含まれています。銅を多くゴールドに投入することにより、ピンク色に変化。元々のゴールド色と上手く組み合わせることで、温かみのあるピンク色になります。
メンテナンスはしっかりと
ピンクゴールドはゴールドと比べると耐久性が高く、大切に扱えば長い間使えるでしょう。ただし劣化も早く、少しでもメンテナンスをさぼったらガタも来ます。
指輪を使い終わったら、専用のクロスで丁寧に磨くこと。そして年に1回程度で構わないので、購入した店で定期的にメンテナンスやクリーニングを行いましょう。毎日のメンテナンスが、指輪をより美しいものにしてくれるはずです。